スワップレート
スワップレートは、取引において、ポジションを翌日に持ち越す際に発生する金利調整額のことです。これは、取引するシンボルの両方の国の金利差によって決まります。スワップレートは利益となる場合もあればコストとなる場合もあります。
通貨ペアが米ドル/円 (USD/JPY) の場合、米ドルの金利が日本円の金利よりも高ければ、買いポジションを保有している間にプラスのスワップを受け取ることができます。逆に、米ドルの金利が日本円の金利よりも低ければ、買いポジションを保有している間にマイナスのスワップを支払うことになります。
ロールオーバー
ロールオーバーは、ポジションを翌営業日に持ち越すプロセスのことを指します。一般的に銀行の営業時間は限られています。そのため、取引ポジションを次の日に継続して保持する場合、ロールオーバーが行われます。
ロールオーバー時には、前述のスワップレートが適用され、金利調整が行われます。これにより、取引口座にスワップポイントが加算されるか、引かれるかが決まります。
ロールオーバーは、スワップレートの影響を受けるため、取引するシンボルとその国の金利差を理解することが重要です。また、取引戦略や保有ポジションの期間に応じて、スワップレートとロールオーバーのコストを考慮することが、効果的なリスク管理につながります。
XSのスワップポリシー
XSでは、毎日のロールオーバー時間(サーバー時間23:59)以降に未決済のポジションをお持ちのお客様に、競争力のあるスワップを提供しております。ロールオーバー時間は取引日の開始と終了となります。
サーバー時間23:59に未決済のポジションは、ロールオーバーの対象となります。
例えば、サーバー時間00:00にオープンしたポジションは、翌日までロールオーバーの対象となりませんが、サーバー時間23:58にオープンしたポジションは、サーバー時間23:59にロールオーバーの対象となります。サーバー時間23:59にポジションを建てるごとに、お客様の口座に加算または減算が表示されます。
閉場している土曜日と日曜日はロールオーバーは発生しませんが、週末にポジションを保持する場合は銀行にて金利が計算されます。そのため、外国為替と金属は水曜日に3日分のロールオーバーを適用し、インデックス(株価指数)、エネルギー、及び株式は金曜日に適用します。
スワップの詳細については、契約仕様をご覧ください。